夜谷

日記です

夢の中の景色

ごく稀に初めて見る景色の中に自分がいる夢を見る。私はこれを当たりの回と呼んでいる。目覚めてから記憶の中にその景色を探すがどこにも見つからない。しかし何故か既視感を覚えるのだ。これはなんだろう。忘れないうちにもう一度見てみると強く印象に残った景色たちのパーツ(白いフェンス、細長い小川など)が見えた。おそらく海馬の中で景色同士が合成されて見たことのない、しかし親しみを覚える景色(場所)が生成されたのだ。


幼少時に通った小規模な商業施設の内装とよく行くショピングモールが合成されたよくわからない施設は最上階に映画館がある。現実に存在しない、虚構のショピングモールのエスカレーターは通常の5倍ぐらいスピードが速くて乗るのを躊躇する。そしてシーンが飛び、何者かに追われているのかそれすらわからないが何故か3階の通路の吹き抜けから自分は飛び降りることになる。何回かこの夢のパターンを見ているが決まって飛び降りている。自分を殺そうとしてくるドナルド(マクドナルドのほうの)をなんとか説得する夢もよく見ていた。懐かしい。あの頃はドナルドの噂の動画が周りで流行っていて友達に半ば強制的に見せられたのを思い出す。(のちにそれはドナルドではなくてペニーワイズだということに気がつく)


流れゆく時間によって輪郭を削られた景色の断片を抱えて今日も元気に散歩に行こうね。私は行きませんが…。

3月24日

久しぶりに日記でも書く。

今日は11時に目がさめる。さほど眠気はない。日光に当たると否応無しに体が起きる。

昼食はスーパーの弁当だった。

家族がそれぞれの用事で出払ってしまった為、家には私しかいない。かなりギャルゲーめいたシチュエーションだが、あいにく私には彼女はいない。まあいてもいなくても別になんとも思わないのだけど…。彼女/彼氏を持たない人が劣っているとは思わないしそういう風潮も好きではない。いわゆる陰キャ陽キャなどの区分けや性交渉の有無などは人の価値を測るものではない。よく見るスクールカーストで下位ということを卑下したり自虐したりするノリというのもやめた方がいいと思う。

久しぶりにギターを弾いたが自分の下手さにもやっとした。いまもしている。コードチェンジでひどくもたつく。そもそもスケールとかコードを抑える指の形を覚えてないからそんなところから始めないといけない。辛い。

17時からバイト

帰宅、疲れる

ばっちゃのご飯を食べる。うめえ( ;∀;)

感情について

ふと思い立ってツイートしたことを考えている。ちょっとだけ分かったことがあったのでまとめてみる。

私が思っている「無感情ポップス」の要素は何なのかということについて、「内省的なものを暗喩的に歌ったり歌詞にする」「音が長短どちらともにつかず浮遊している」ということだと分かった。じゃあ叙情的なものって何なのってことになる。詳細な例を上げることができなくて申し訳ないがよくある恋愛について歌うありきたりなJpopや海外のpopsがこれにあたる。と思う。

己の中で沸き起こりバラバラと散らばる感情をそのまま出さずに体の中に留めているような、それがふとした拍子に漏れ出すような、そんな感覚が見て取れる。

個人的に強くそのような感覚を感じたのが吉田一郎不可触世界の「あぱんだ」の2曲目、「見慣れた街」である。

無機的なピアノや、少年時代に過ごした街のことを綴った歌詞やまるで旋律を辿るだけのようなボーカル(こう書くと失礼にみえる)などに上記の感覚を受けた。

ホームタウンや属したコミュニティに対する感傷、憤り。それを嘆くようにではなく淡々と歌うボーカル。特に「ずれ落ちたリュックの肩紐 掛け直してまたずれ落ちた」という一節はとても暗喩的で、茫漠な感情が伝わる。

 

結果、「無感情」という言葉は私が思う音楽を伝えるのに適切ではなかった。茫漠とした様々な感情、思考が頭の中で絡まり、その毛玉を水に浮かべてほぐしたような感覚の音楽、といった方が私の思い浮かべている音楽に近い。水を掬うたびにまた違った感情を汲み取れる。

いろいろと感情について考えているとあまり感情がないと自分でも思う私でも常に何かしらの感情が奥底にあることも分かった。微量で、薄くてもそこには小川のように感情が流れている。

また自分の気持ちを純度を落とさず伝えるのは相当難しいことだぞとも思った。表現の幅や正確に伝える技術が必要で自分はまだまだ未熟だと痛感した。

最後にこの曲を置いて終わりにする。まさに「貴様に伝えたい おれのこの気持ちを」である。

DAX × lute:ZAZEN BOYS「KIMOCHI」 - YouTube

 

 

LARGE SIZE備忘録

後半は興奮で覚えてなかったので記述量が少なくなるけど許してほしい。

isagen

開幕は主催のisagenから。isagenはこの前に行ったパ音×iglooghostツーマンのオープニングアクトで知った。音の質感が人工と自然の境目という感じがする。「Add On」のシンセの浮遊感とサブベースの頑丈さ、硬質さと柔軟さを兼ね備えているのが聴いていて面白かった。海の中に漂うような音の裏で硬質なパーカッションが鳴るので「金属の魚が展示される水族館かよ」と意味不明な感想を抱いたりした。繊細にビートを紡ぎつつ大胆にアーメンブレイクを鳴らしたりもしてかなり盛り上がった。急にアーメンが鳴ったのでびっくりしたが暴れた。うちアーメンめっちゃ好きやねん。

in the blue shirt 

十分に会場が暖まってきたところで有村さんにバトンパス。マイクが入ってないMCをはさんで曲がかかるや否や堰を切ったように会場が盛り上がった。一部が尖る盛り上がり方ではなく、瑞々しいポップさで会場全体が底から押し上げられるような盛り上がり方だった。「きっとね!」のremixも聴けたりした。あとなんだか聴いたことのあるメロディだぞっと思ったらApplekidの「Cityscape」のremixで心の中でアポキ!アポキ!!しかもリミックスやんけ!!!と叫んだ。

パソコン音楽クラブ

最高に高まったボルテージはパソコン音楽クラブに引き継がれる。Exhibitionが最初にかかりテンションが爆上がりする。CONDOMINIUMの4曲は本当にクラブ映えする。キックが16分で鳴るフィルインから主題部?に入るところが気持ちよすぎてピョンピョンと跳ねて踊った。

途中、柴田さんが観客に向かって何か叫んでいた。聞いていた人のツイートによると「アシッドが鳴っている!!!!」と言っていたらしい。テンションの上がった柴田さんは西山さんにちょっかいをかけていた。

あとこれ↓がかかった瞬間、勝利を確信しました。https://soundcloud.com/0jyvjnv1dely/the-hair-kid-plastic-new-york-feat-qi-remix

盛り上がりの後、長い、ドローンのような音が鳴るなか、突然とてつもなく低いキックがズドンと一発鳴る。そこから会場の空気が緊張した気がする。音の波の中、柴田さんが感情の昂りのあまり叫ぶのを見て泣きそうになった。本当にカッコよかった。そこからの展開は興奮と興奮を抑える理性のぎりぎりの攻防、のような音が鳴っていた。殺伐にもみえる音の中、自分はただ踊ることしかできなかった。緊張がほどけて、ラストにInner Blueが流れる。みんなと一緒に大声で歌った。完全にアンセムになったなぁと実感し、「DREAM WALK」発表以降のパ音の勢いの高まりを再確認した。

Carpaintar

Inner Blueによってさらに高められたフロアのボルテージは最高潮を保ち、Carpaintarに繋がる。自分は去年ぐらいからダンスミュージックを聴き出して、TREKKIE TRAXの存在を知ったのはだいぶ最近なのであまり楽曲を聴いたことがなかったが、一聴目から心を掴まれた。芯の太いブレイクビーツが鳴り、鳴る音全てが心地よかった。中でもPAM!!!と三浦大知のEXCITEは本当に最高だった!

Batsu

すいませんここらへんからほとんど覚えてないです…。2曲目ぐらいにimoutoidのPART2がかかってTREKKIE TRAXの一行が興奮しながらフロアの前に突撃するのをみていいなあってなってた。CDJの調子が悪くなってアラートが出てたらしく、本人曰くこんなことは初めてらしい。それだけ熱気が凄かったということかも。直している間を途切れることのないトークで盛り上げていた。めっちゃトーク上手い。あとこれは全員に言えることですがかかる曲全部良かったです。

このあたりで耳が心配になってきて帰ったほうがいいんじゃないかと思い始めた。(よく考えれば外で休んでまた入りなおすこともできたと思うが興奮で冷静な判断ができていなかった)しかしTREKKIE TRAX CLUEが京都初ということもあってちょっとだけ聴いて帰ろうと考えて残ったが最初から最高で帰るのが本当にもったいないなと思い、しかし耳も心配だし…と葛藤の結果、帰ることにした。やはり耳が聴こえにくくなったら今後も楽しめないし、背に腹はかえられぬということで泣く泣く退出。

階段を上った地上の空気はひんやりと澄んでいた。鴨川が見たかったので最寄りから2,3駅先まで遊歩道を歩くことにした。ライブ用の耳栓を外すとヤバイとき独特の奥の方が詰まったような感覚がなくて、もうちょっといけたやんと悔恨の念に駆られる。ともあれそこまで酷くなくてよかったので耳栓さまさまである。閑静な景観の中、耳の奥ではまだ音楽が残響していた。

電車を乗り継ぎ、無事に帰ることができた。

TREKKIEとmetomeさんを見ることが出来なかったのが本当に惜しい。この気持ちはアルバムを聴いて発散させようと思う。何はともあれ大盛りごっそさん!で心も満腹になりました。

Dialect by Metome on Spotify

Declare Victory by Carpainter on Spotify

↓聴きかえす度に良さみが増していく

c.b.a.g. EP by Isagen on Spotify

 

2/14

暖房をつけて寝たらとても心地よかった。就寝の幸福ってこういうことなんだな…。暖かい布団に冷えた体を預けているといつしか寝ていた。

最近見る夢は変にリアリティのある嫌なことが起きて困る。具体的なことは忘れてしまったのでここには書けないが、起床すると朦朧としている頭に嫌悪感がまとわりついているので二度寝したくなる。

Orangeadeのレコードとcd買った。まだ聞いていない。うちには一応レコードプレーヤーがあってレコードを聞ける環境はあるのだが何せ新聞に挟まっているビラに載っている〇〇通販みたいなところから買った安物なので使い物にならない。水平に回らず傾いているので針飛びがしょっちゅう起こりとても腹が立つ。こんなもの邪魔なだけだ。お金があればきちんとしたターンテーブルを買おうと思うけどいつになるかはわからない。きっと部屋を音で満たせば寂しくないはずだ。そうだといい。

バレンタインの思い出

特になし

1月28日(エモいってなに)

昨日はロングバイト(7時間45分)だったので疲れてぐっすり寝た。身体が覚えている生活リズムで8時に起きたが二度寝して10時、三度寝して14時に起きた。

先週耳鼻科に行ったので17時ごろに再診に行った。左耳にできた腫れは治ってくれたらしく綿棒など細い棒状のものを二、三回耳に突っ込まれただけで診察は終わった。「診察料300円になります」と受付の人に言われこの診察に果たして300円分の価値はあるのか考えてしまうがしゃあないなあという感じで渋々300円を払った。(払わないと診逃げになってしまうので)                   無意味にカフェに行きたくなって帰りにコメダに寄ってクリームソーダを頼んだ。

「エモい」について前から考えている。「エモい」の指す「言葉にできない絶妙な感情」という状態は「エモい」が登場する前から発生しているのではないだろうか。その状態に「エモい」と名前をつけることで共有ができるようになりここまで流行ったのだと思う。

私は「エモい」があまり好きではないので使わないようにしている。

「感情」という状態は極めて曖昧模糊なものだし、喜怒哀楽で分けられない感情もある。輪郭のないものに半ば強引に名前を付けて弄ぶより輪郭のないものとして扱うほうが感情にとっても良いと思う。現に頭ごなしに「エモい」と形容され、消費されているものもある。

しかしこう思うのも私があまり普段から感情的にならないからかもしれない。「感情」という状態になった経験が少ないのであまり分からないのかもしれない。何にせよ様々な場所や状況、時間の中で沸き起こった気持ちに誠実に対応することに限ると私は思う。

711

ローソン店員としてセブンイレブンの陳列器具に嫉妬する。ケースが格子状に区切られていてそれも商品の大きさにぴったりになっている。これによって商品が倒れたりずれたりすることはない。よく考えられている。


白を基調とした内装は病院や空港を想起させた。洗練された、清潔感のある、悪くいえば無機質な印象を受けた。棚の間隔もぶつかることなくすれ違える程の広さだった。商品の品揃えもよく、PBの充実具合はさすがシェア率No.1といったところだ。

店員の接客も落ち着いていて丁寧な対応だった。よくあるハキハキと大きな声で喋る元気の良い感じではなかった。でもこっちの方がよい。あの過剰な空元気(天然の人もいるだろうが)はむしろ濃度の薄い狂気を感じる。私もコンビニで働いているので分かるが大きな声を常時出すのはとても疲れるのだ。

マニュアルによって理想的な「コンビニ店員」として徐々に形成されていく自分に趣と抵抗を感じつつ、私はいちご味の飲料に口をつけた。

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パッケージがかわいい